合流新党と消費税減税
本日はこちらのニュース。
代表選は7日告示、10日投開票の日程で、新党名を選ぶ投票と同時に行われる。
自民党総裁選への注目が高まる中、野党でも代表選が行われます。
枝野代表がようやく消費税減税について前向きな(?)発言したようで、代表選に立候補する国民民主党の泉健太政調会長も消費税減税を訴えているようですのでこの代表選は重要になってくるのではないかと思います。
立民・枝野氏、消費減税も選択肢 次期衆院選の家計支援策(共同通信) - Yahoo!ニュース
もっとも枝野代表がどこまで消費税減税に対して本気度を見せているのかは分かりません。話し半分くらいで考えておいた方がいいと思いますが、減税を訴えるのであれば推していくべきかと思います。
泉健太氏のHPを見てみると
代表選挙基本政策 | 泉ケンタ|伏見・長岡京・向日・大山崎(京都3区)
コロナ収束までの消費税の凍結(財源は国債)
財政再建のための国会財政推計機関の創設
国会議員の定数・給与削減
この辺が気になりました。消費税の凍結(財源は国債)というのは素晴らしいと思います。国債を発行しても金利が上がらない、財政破綻もしないとなれば、果たして財務省やマスコミ、学者が言っていることは本当なのかと疑問に思う国民が増え、財政破綻論が嘘であることを知る国民が増えるでしょう。
ただ、財政再建には力を入れるようでして、財政破綻しないと分かっているのか、いないのかというのが疑問点です。
さらに国会議員の定数・給与削減という全く意味のないことを掲げてしまっているのがマイナスポイントです。日本の国会議員の数は世界と比べても決して多くありません。(人口100万人あたりの国会議員数ランキング168位/188ヵ国中)
給与に関しては世界一といっていいレベルみたいですが、私たちの生活を守り、豊かにしてくれる人なわけですから、高い給与を貰って当たり前です。国会議員の給与を下げたところで私たちの生活は豊かになりませんし、むしろ国会議員が給与を減らして消費まで減らしてしまえば日本経済にとってマイナスとなってしまいます。
ついつい嫉妬や妬みから同じ苦しみを味わえという風に国会議員を攻撃する人がいますが、もう少し冷静に考えて、一時的な不満を解決するための批判ではなく長期的に考えたうえで批判するべきかと思います。
「そんな仕事しか出来ないなら議員の数減らせ!給料減らせ!」
という批判よりは
「そんな仕事でそんだけ給料もらえるならもっと頑張っている俺たちの給料も上げろ!人員増やせ!」
の方がまだなんか希望的なのかなと思います。
いずれにせよ、まずは消費税減税を主張していれば与野党関係なく取り上げていこうと思います。
消費税減税への機運が高まることを祈ります。