緊縮だらけの後任候補
本日はこちらの記事。
昨日安倍総理が辞任を発表。9月中に総裁選を行い後任を決めるとのことでした。となると気になる後任候補。
記事内では岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官の名があげられていました。
私としては反緊縮、積極財政派の方がいいなと思っています。
しかし、この3名の過去の発言を見ていると反緊縮どころかバリバリの緊縮財政派…。
消費税は下げるべきではない。10%に引き上げるだけで、どれだけの年月と努力が求められたか。なおかつ消費税は社会保障の重要な財源となっている。社会保障の充実が言われている時に、この基幹税を軽減することはいかがなものだろうか。
消費税「下げるべきでない」 自民・岸田文雄政調会長インタビュー:時事ドットコム
緊縮財政派としては満点の回答。財務省もこれには笑みがこぼれるでしょう。彼は2年ほど前から「財政再建が必要だー」と述べており、コロナ禍でも考えが変わらないとなるのであればおそらく死ぬまで財務省のウソを主張し続けているのでしょう。
次は石破茂元幹事長。
財政が悪化すれば次世代への負担が増すとして「今度の先送りはあってはいけない」と述べた。
石破氏「10%先送りいけない」 消費税率引き上げで|【西日本新聞ニュース】
消費税が10%に引き上げられる前の発言ですが、やはり緊縮財政派だということがよく分かります。
ただコロナ禍で流石に消費税に対する考え方が変わってきているのかなと思える発言もあります。
国内経済対策として、消費税率の期間限定引き下げなどの柔軟運用も検討すべきと提案した。
消費税の期間限定引き下げも検討すべき=石破・自民元幹事長 - ロイター
それ以後特に発言はしていませんので、あんまり期待すべきではないかと思います。彼は二階幹事長と繋がっているらしく、親中派であると思われますので中国属国へと突き進む形になってしまう気がします。
「消費税自体は社会保障のために必要なものだ」
この方も緊縮財政派ですねー。
他にも河野太郎、野田聖子、稲田朋美など名が挙がっている人がいますが、いずれも減税などの発言がない、増税に賛成してきた、理念なきバラマキには反対といった方々ですので望み薄。
個人的には安藤裕衆議院議員に期待していますが、おそらく総裁選に出ることもできないでしょう。
安倍総理以後も日本経済の低迷、国民の貧困化は続きそうですね。
経世済民を行う総理の誕生を望みます。