Salvation~世を治め民を救う~

読書感想文を主に書いています。政治・経済やメンタルなど健康に関するもの、小説などを取り上げることが多いです。

気になったニュース~総理は国民の鏡かも~

本日は気になったニュースをいくつか取り上げたいと思います。

 

それでは早速いってみよう。

 

菅義偉官房長官が出馬意向固める

 

www.sankei.com

 

昨日のブログでも取り上げましたが、総裁選の候補として有力視されていた菅義偉官房長官が出馬の意向を固めたようです。

 

daigaku-keisei.hatenablog.com

 

関西でやっている『正義のミカタ』という番組で調整役として活躍することの多かった義偉官房長官は一番、情熱やビジョンが薄いといわれていました。とすると安倍さんと同じように政権維持のためだけに力を尽くせるのは菅義偉官房長官なのかもしれないなぁと思いました。流石に二度も空虚な器を長期政権としてしまうのは避けたいところですが…。

 

空虚な器についてはこちらから。

【藤井聡】『安倍晋三・この空虚な器』――「保守」の方こそ、じっくりとお読み頂きたい特集号です。 | 表現者クライテリオン

 

お次。

 

自民党総裁選 党員投票省略で調整へ

 

www3.nhk.or.jp

 

総裁選は国会議員による票と全国の党員による票とで決まるらしいのですが、党員投票を省略する考えだそうです。議員の投票だけで決まるとなればその分、早く新しい総理が誕生することになります。安倍総理の健康に気を使って判断なのか、あるいは党員投票が入ると、特定の人が総裁になれる可能性が高くなる、低くなるといった政治的な思惑が働いているのか。

 

ハラスメントで退職検討10%越 若手教職員、全教が調査

 

this.kiji.is

 

日本人の教師は世界と比べても働き過ぎています(教師に限らずですが教師は特に)。そういった過酷な労働環境が働く人の心を摩耗させていき、ハラスメントという形でストレス発散をしているのではないでしょうか。ただでさえ人手が足りずに労働環境が悪いにも関わらず、ハラスメントによって辞めてしまえばさらに労働環境は悪くなり、余計にストレスが溜まり、ハラスメントが増えてしまうという負のスパイラルに陥りそう(陥っている)気がします。

 

解決策としては教員の採用人数を増やして、教職員出なくても出来る事務的な仕事とは別に事務員を雇う。一クラスの学生の数を減らして一人一人教職員の負担を軽減するなどがパッと思いつきますが、緊縮財政国家では難しいのかなと思います。

 

教育はただ学力を伸ばすだけでなく、民主制を成り立たす上で必要不可欠なナショナリズムを形成する場でもあると思います。さらに教育とは未来への投資ですから、日本国の繁栄のためには教育界の問題はいち早く解決すべきであると思います。

 

まとめ

以上3本のニュースを取り上げました。安倍首相という空虚な器が支持され続けた理由というのは少なからず今の日本人を表しているように思います。果たして政治が求めるべき、政治が成し遂げるべきがなんなのか、政治によって私たちの生活を豊かにしよう、という気概が日本国民の間で希薄になっているために、歴代最長の安倍政権が誕生したのではないかと思ったりしました。国民のための政治をする総理を誕生させるにはそれだけ国民が熱心に政治について考えていなければ不可能ではないかと思います。