消費税減税を成せるのは誰になるか
本日はこちらのニュース。
昨日のニュースに引き続き消費税ネタです。
次期総裁の噂もある岸田政調会長。大事な時期と思いますが、財務省への媚売り発言をするしかないのか、本当に消費税が社会保障に必要と思いこんでしまっているのか…。
稲田朋美衆議院議員も総裁選に出るといったニュースがありましたが、この方も「将来世代にツケを残すのか」とテンプレの財政破綻論を振りかざしていました。
菅官房長官も「消費税は社会保障に必要な財源」と述べていました。
石破茂元幹事長は、過去に安倍政権が消費税増税を先送りしたことに対して批判していたようですが、コロナ禍では消費税減税も検討すべきという考えを述べています。
石破氏「10%先送りいけない」 消費税率引き上げで|【西日本新聞ニュース】
消費税の期間限定引き下げも検討すべき=石破・自民元幹事長 - ロイター
ただこの方は親中派で二階さんともべったりなようですので、中国が世界から孤立しているにもかかわらず、わざわざそこに手を差し伸べる日本という形になってしまう可能性もあります。
二階氏との距離感反映? 対中決議めぐり石破、岸田両氏が対照的な反応 - 産経ニュース
こう考えるとポスト安倍にはろくな人間がいないなーと思ってしまいます。かといって野党は野党で、立憲民主党が消費税減税を拒み、国民民主党との合流はおそらく不可能。反緊縮として名をあげていたれいわ新選組も都知事選以降、党内のごたごたがクローズアップされることが多いです。
国民民主党の玉木代表は以前も取り上げた通り、かなりまともな方だと思います。
(彼のYouTubeを見る限り貨幣観や国債発行のプロセスについてはもう少しレクチャーを受けた方がいいのではないかと思いますが…。)
ただ党としての支持率が全然上がっていないんですよね。おそらく野党というだけで多くの国民は飽き飽きしていると思いますし、立憲民主党が体たらくなのでそのあおりをうけて国民民主党も政策を見る前から諦められているのではないかと思います。
自民党のまともな国会議員としては、安藤裕衆議院議員があげられます。三橋貴明さんがハッシュタグで安藤裕衆議院議員を自民党総裁へとツイートしていましたが、実際どれくらい可能性があるんですかね。
財務省や経団連といった圧倒的な権力の前に政治家が対抗できるのかーと思ってしまいますが、それを支えるのが私たち国民なんですよね。
国民を第一に考える政治家が選ばれることを祈ります。