Salvation~世を治め民を救う~

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国民民主党の「分党」について思うこと

本日はこちらのニュース。

 

国民民主分党へ、立民と一部合流 基本政策不一致と玉木代表不参加 | 共同通信

 

国民民主党玉木雄一郎代表は11日、記者会見し、党本部で開いた臨時執行役員会で、立憲民主党との合流への賛否を巡り意見集約ができなかったとして、賛成派と反対派で党を分割する「分党」を行う考えを表明した。来週にも両院議員総会を開き、分党の是非を諮る。玉木氏は、消費税減税など政策の不一致を理由に、合流新党への不参加を表明した。

 

立憲民主党と国民民主党が合流を目指して協議していたようですが、国民民主党が「分党」という形で決着がついたようです。

 

この判断は間違っていなかったのではないかと今のところ感じています。欲を言えば、須藤元気さんのような積極財政派、消費税減税にはもちろん賛成だ、というような議員を立憲民主党からぶんどってこれたら良かったのになーと思いますが、そんな簡単な話ではないですよね。

 

立憲民主党は安倍政権に対して「放漫財政だ」と批判したり、消費税減税にも反対していたり、一体誰に向けて政治をしているんやろ、と思うことが多々ありました。(それでも支持者がいるからすごい。)

 

自民党が消費税5%減税を掲げて解散総選挙に打って出るのではないか、とも噂されていますから、それに対抗しようと思えば、「消費税は廃止」となると思いますが、おそらく立憲民主党はそんな主張はしないでしょう。

 

合流についての報道が出て、立憲民主党が消費税減税に反対していると報じられた時点でこれは無理だろうと思いました。立憲民主党が減税を飲まないかぎり、玉木代表は合流の判断を下さないだろうし、下してしまったら支持者に対する裏切りとなってしまうのではないかとも思いました。

 

立憲民主党の方が支持率も高いですし、長いものに巻かれた方が楽にはなったとは思いますが、玉木代表は国民のために、茨の道を選んだのではないかと思います。

 

れいわ新撰組の雲行きが怪しい今、積極財政、消費税減税、反グローバリズムを訴える政党として国民民主党が存在感を増していってくれたらなと思います。

 

どれだけの人が国民民主党に残るのかは分かりませんが、出来るだけ多くの人が残って、新しい国民民主党としてスタートさせて欲しいなと思います。

 

国民民主党の繁栄を祈ります。