緊縮財政をする理由とは…
三橋TV第132回【緊縮のためならば歴史も捏造するよん❤️】
緊縮財政を推し進めるために、歴史までもが歪められているようです。
寛政の改革、天保の改革と並んで「江戸時代の三大改革」と呼ばれています。
構造改革とか農協改革とか改革=悪みたいな認識になってしまっているのですが、この改革もまた当時の人びとにとっては悪だったようです。
しかし、現在の教科書ではそれがまるでよかったことのように書かれているとのこと。
なんとなくの記憶ですが改革と言われ、教科書にも載るくらいならいいことなのかなと思っちゃいますよね(笑)
ようは、徳川吉宗も現在の政府と同じように緊縮財政を推し進めたわけです。
300年ちょっと前と同じ過ちを繰り返しているというのもなかなかショッキングな事実ではありますが…。
動画内で述べられているのですが、政府が緊縮財政を推し進めようとする明確な理由って別にないんですよね。
これまでずっとやっていたからとか、財務省の人であれば、出世するにはいかに予算を減らすかが重要になってくるから、この程度らしいです。
政府がデフレにもかかわらず、財政出動をしなかった結果、職を失った人は多くいるようです。特に公共事業を減らされたことにより、倒産せざるを得なくなった土木系の会社の人では自殺をするような人も出てきていた(出てきている)そうです。
少々、乱暴な言い方になるかもしれませんが国家が国民を殺しているといってもいいかもしれません。
MMT(現代貨幣理論)では自国通貨を持つ国家では予算的な制約はないと証明されています。こういった正しい知識をもつ政治家、国民が増えることで、少しずつ日本は良い方向へと変わっていくと思います。
教育に力を入れたいと思う議員さんも、公共事業や国土強靭化に力を入れたいと思う議員さんも、科学技術にもっと投資するべきだ、という議員さんも、「じゃあ、どこを削って予算を作るか」ということ考えなくていいわけです(少なくともデフレの間は)。
誰かの赤字は誰かの黒字。国の赤字が増えるということは、その分黒字になっているところがあるということです。
現在の政府はプライマリーバランス黒字化目標を掲げており、健全な財政(笑)のためにどんどんと赤字を減らしています。
その分、反対側で黒字が減らされているところがあります。私たち国民です。
この事実をはっきりと認識し、緊縮財政に反対している政党、政治家を支持することで日本はかわっていけると信じています。