『TPP亡国論』~日本はどこへ行く~
中野剛志さんの『TPP亡国論』を今さらながら読みました。
その感想をまとめていこうかと思います。
世界情勢
ざっくりとアジア通貨危機からの世界情勢が述べられておりまして、それが非常に分かりやすかったのでまとめてみました。
新自由主義に基づき、金融経済の規制緩和→各国の経済が不安定に→アジア通貨危機が起きる→アジア各国は内需よりも外需重視(外貨を稼ぐ)→輸出先の主だった国はアメリカとヨーロッパ→アメリカに資金が流入→どんどんと金融経済にお金がまわる→リーマンショック→(続#TPP亡国論
— しょう@既卒就活生×経世済民ブロガー (@shumi0629) 2020年5月26日
私の浅い理解とざっくり過ぎるまとめです(笑)
アジア通貨危機がリーマンショックへとつながっていったのではないか、というのは初めて知りました。
無視する日本
→アメリカはもう輸入は無理→日本にその代わりを求める→内需拡大で輸入増やすべきだが、東アジアの経済を取り込むためにTPP→世界経済の要求と真逆の行動、、、。
— しょう@既卒就活生×経世済民ブロガー (@shumi0629) 2020年5月26日
リーマンショックからアメリカが引きこもるようになりはじめてんな。#TPP亡国論
世界情勢的には日本が内需を拡大して経済成長し、輸入を拡大してくれればいい感じだったんですが、真逆の日本も輸出するぞーとTPPに前向きになってしまうという。
なにやってんだよと言わざるを得ない。
国民のための政治を
なんでこういうことが起きるかというと国民のために政治をする気がないからですよね。自由貿易はデフレ圧力が強まりますから、日本ではそんな政策はとるべきではないはずなんです。何か成果を残したいというよこしまな気持ちで政策を取っているのかなぁと思ってしまいます。若者の政治離れというよりは政治の若者離れ。未来に向けて豊かな国を作ろうなんて意志が見えない。
まとめ
アメリカがTPPから抜けた今どういう状況なのかは分かりませんが、9年経っても政治家は国民を向いてくれていないんだなぁとちょっと悲しくなりました。
国民のために政策をうってくださる政治家が出てくることを祈ります。